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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 友仁記事一覧

1on1ミーティングを行う目的

おはようございます。稲垣友仁です。

最近、1 on 1ミーティングという面談の形が流行って来ており、いくつかの企業で導入のお手伝いをさせていただいています。

1 on 1ミーティングとは

1 on 1ミーティングとは、上司と部下が定期的に行う1対1の面談のことを言います。

海外の企業では当たり前のように行なわれていて、部下育成のために1週間に1回30分から1時間ぐらいで行っていることが多いようです。

日本ですと、定期面談を年に3回ぐらい行う企業が多く、最初と中間と期末があって、どちらかというと、評価によって相手に刺激を与えて行く場になっているように思います。

このような日本の面談は、フィードバックの機会としては機能するかもしれませんが、それによって大きく成長を遂げたり、変化したりなどに結びついて行くことは本当に少ないのではないかと思います。

それに対して、1 on 1ミーティングでは、継続的に関わることにより部下の成長を促して行くために面談を行なって行くのです。

定期面談以外の日本の面談の機会を考えると、何か問題があった時や、新しいプロジェクトを軌道に乗せて行くために行うことはありますが、積極的な育成やマネジメントのために、わざわざ週1回時間を取るということはあまり聞かないように思います。

昨今の管理職はプレイングマネージャーが多く、自分も現場でプレイヤーとして貢献する必要があり、部下の面倒を見ている時間がない方が多いと思います。

それなのになぜこのようなことを行う企業が増えているのでしょうか?

1 on 1ミーティングを行う目的(相手の内省支援を、成長に繋げていく)

1 on 1ミーティングの目的はいくつかあるのですが、今日はその一つである「育成」の部分について紹介したいと思います。

1 on 1ミーティングの目的で一番私が大きいと思っているのが、この「育成」です。
相手が育つことでリーダーは楽になり、次の手を考える余裕ができます。

多くの企業で、「次のリーダーが育たない」という声を聞きます。
上司がプレイングマネージャーである場合、業務の全てを上司がやり過ぎてしまうことがあり、そのような場合、そうとう気をつけていないと部下が育ちません。(失敗もできませんし)

だからと言って、育てるのを捨てるとリーダーは大変になるし、次世代にしわ寄せがきます。そのために、色々な研修を通して次世代リーダーを育てようと試みていますが、なかなか研修1回だけで育てるのは難しいのが現状かと思います。

1 on 1ミーティングは、ある意味、直属の上司が継続的に行うOJTで、部下の現場での様子を見ている上司が、部下と接することができるので、この仕組みがうまく入るとかなり効率的に育成することができます。

今、部下の育成に欠かせないのが、「内省」です。

自分自身のどこがよくて、どこが悪かったのか?
そして次の目標に向かって何をしていかなければならないのか?

現在、自分自身で内省ができる人が成長をしていける人だというデーターが出ています。
また、内省支援と感情支援を直属の上司が行うことで、「能力向上」に結びつくというデーターもあります。

→ 【共創コーチング®メルマガ】社員の成長の角度を上げる「経験学習入門」

このような自分の中で振り返る「内省」を継続的に支援することで、自立した社員を育てることができるのです。

そのためにも、上司からただ単に「教える」だけではなく、部下に考えさせながら「内省」を促しながら定期的に関わるコーチング的手法が必須であることは、このメルマガを購読されているかたはご存知のことと思います。

あなたの経験を掛け合わせるティーチングの関わり

上記のような部下の成長を目指すために、私たち共創コーチング®では、コーチング+ティーチングをオススメしています。

私たちが、提唱している共創コーチング®️的1 on 1ミーティングでは、部下に内省を行わせるコーチングと、上司の経験を伝えていくティーチングをかけあわせて継続的に行なうことを狙います。

30分という非常に短い時間の中で効果的に育成をしていこうと思うと、コーチングだけでは時間が足りません。
部下の悩んでいることは、上司も経験をしていることが多く、それをタイミングよく伝えて行く掛け算の関わり(共創)を行うことで時間が短縮でき育成が効率的になります。

しかし、ティーチングを使うタイミングを間違えると、部下は育たず、ただ単にあなたの意見を鵜呑みにする依存体質の部下が育つ可能性が高まり、あなたは大変になるばかりです。

では、どの場面・どのタイミングでティーチングを使うのか?
これにはポイントがあります。これについては、また次回お話しして行きたいと思います。

 

このようなコーチングとティーチングを掛け合わせた関わりを行っていくことで効率的な育成を行うことができます。
ぜひ、可能な方は、職場で「育てる」を意識した1 on 1ミーティングを行なって見てください。

意図を持った継続的な関わりを行うことで、人は思った方向に成長して行くのです。

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今後のおすすめプログラム

●新テーマ「職場で使える1 on 1ミーティングの方法」ハーフセミナー
3月10日(土)14-17

今回、1 on 1ミーティングを学ぶ場として、新しくハーフセミナーを立ち上げましたので、ご興味のある方はぜひお越しください。

30分の間に、共創コーチングのスキルを使って継続的に育成を行う方法論を学びます。4つのステップを演習を含めた形で紹介します。

⇒ http://www.coaching-syst.co.jp/school/archives/event/half0310

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