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メルマガ「共創コーチング®」稲垣 陽子記事一覧

上司はティーチングが好き?!

おはようございます。稲垣陽子です。

全国的に梅雨の季節となりましたね。

以前のメルマガで、コーチングとティーチングの違いについてお伝えしました。

詳細はこちら。

http://www.coaching-syst.co.jp/2018/03/05/8410/

 

私は職業柄、色々な上司の立場の人の面談や面接の場に同席したり、

オブザーブさせていただくことがあります。

そこでいつも思うことは、リーダーとか、上司とか、

上の立場の人はティーチングが大好きなのでは、ということです。

最初は意識してコーチングをしているのですが、気づくとコーチングではなくティーチングを行っています。

以前、ある大学の准教授から面白い話を聞きました。

日本人は他の国(アメリカとアラブ圏にて調査)の人と比べて、教授と学生の会話量が多いそうです。

それは、無意識に目上は目下の人に対して教えようとし、目下は目上に対して教わろうとする役割意識ができるからだそうです。

つまり、日本の文化の中に、上下の関係の中では

自然と「教える人ー教わる人」という関係が生まれるのだそうです。

ちなみにアメリカやアラブ圏で会話量が少ない理由は、定かではありませんが、

学生は教わるよりも自分の意思で動く主体性が強いからなのでは、

と教授は話していました。

つまり、日本人の上司や年上は、目の前に部下や年下の人がいたら「教えなければならない」

「面倒を見なければならない」という無意識の観念にぶち当たっています。

 

先日も、ある方の面談をオブザーブしていた時、

部下が「●●で困っているんです」と言ったら、

上司の方が間髪入れずに

「その時は僕に言って。僕から連絡するから」

と言っていました。

それでは・・上司の仕事が増えるだけで部下の力は磨かれません。

また、面談をしなければいけないけれど、したくないという上司がいました。

なぜしたくないのか理由を聞くと

「部下の悩みを聞いてもしそれが自分が解決できない(分からない)ことだったらどうしようと思うと不安になるので、面談をすることに躊躇する」

と話してくれました。

つまり、相談されたら解決しなければならない、

という観念がその人の中にあることがわかります。

 

では、この上司の「教えなければならない」「面倒を見なければならない」という無意識の観念を取り除くにはどうしたらいいのでしょうか・・?

 

正直簡単ではありません。

しかし、まずは形からということで今日は3つのポイントをお伝えします。

 

1、表情を見る

今、ある企業さんで大々的に1on1 meetingに取り組んでいただいております。

週末に整理をしていたら、「1on1を繰り返すことで相手の表情を見ることができるようになった。いつも納得感を持った返答ばかりではないことが理解できるようになった」というコメントがありました。

なるほど、これは面白い視点ですよね。

ティーチングをしないとか、相手の話を聞こうなど、意志を持つことも大切ですが、話の流れによってはそんなことはすぐに吹っ飛んでしまいます。

それよりも、「相手の表情を見よう」と心がけることは、相手の話の内容問わず可能ですし、結果、相手の話を聞くことにつながったり、ティーチングが機能したかどうかも振り返ることができます。

 

2、面談の構成を整える

ティーチングは決して悪いわけではありません。

ハマればとても効果的です。

でもタイミングが早すぎたり、言い方が受け取りづらかったりするので、機能しなくなります。

面談を多くの人が行き当たりばったりでしていることに驚かされます。

1on1 meetingの方法として30分の組み立て方があります。

まずはそういうものに頼り、構成を考えて面談に臨みましょう。

詳しくはセミナーを行いますので、こちらをご覧ください。

http://www.coaching-syst.co.jp/1on1/

 

3、質問力を上げる

ティーチングメインの面談をしている人を観察していると、質問のバリエーションが少ないことがわかります。

質問はこちらが聞きたい情報を入手するための質問になっています。

面談では、いかに本人に気づきや内省が起こるか、そこに向けて質問をしていく必要があります。

まずは、面談をする前に相手を想像して

「あなた」を主語にした質問を10個以上考えてみましょう。

例えば、

あなたが満足に感じる仕事はどんな仕事ですか?

あなたが辛いと思っていることは何ですか?などです。

あるリーダーは、質問を15個考えて面談に臨みました。

それにより、今まで思いつかなかったようなことに部下が悩んでいることに気づき、

とても親近感を覚えた、と言っていました。

ぜひ、上司にとっても部下にとっても有意義な面談になりますように。

では、今週も素敵な1週間をお過ごしください。

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